DHAとEPAの効果は?脳の活性化との関係は?
2016/12/25
DHAとEPAは、よく青魚に多く含まれていて、DHAは脳を活性化させ、EPAは血をサラサラにするといわれています。
魚中心だった食生活から、肉中心の食生活に変わってきている今、なかなか青魚を摂取しないという方は、DHAやEPAのサプリメントを摂取するという方も多いようですね。
そこで、DHAとEPAの効果や脳の活性化との関係を調べてみました。
まず、DHAとEPAの効果についてみていきましょう。
生活のお役に立つ情報をお届けしていきます。
2016/12/25
DHAとEPAは、よく青魚に多く含まれていて、DHAは脳を活性化させ、EPAは血をサラサラにするといわれています。
魚中心だった食生活から、肉中心の食生活に変わってきている今、なかなか青魚を摂取しないという方は、DHAやEPAのサプリメントを摂取するという方も多いようですね。
そこで、DHAとEPAの効果や脳の活性化との関係を調べてみました。
まず、DHAとEPAの効果についてみていきましょう。
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DHAは、不飽和脂肪酸の一種で、ドコサヘキサエン酸といわれています。
この不飽和脂肪酸は、コレステロールを減少させる働きがあります。
よくDHAを多く摂取すると、「目がよくなる」「記憶力や頭がよくなる」「痴呆症予防になる」といわれてきました。
さまざまな研究の結果、DHAには、動脈硬化や高脂血症、認知症の予防、脳の活性化などに効果があるようですね。
DHAが脳を活性化させるといわれる所以は、このDHAは脳の情報伝達機能を受け持つシナプス膜を作るためには欠かせない成分で、シナプス膜にDHAが多いほどシナプス膜が柔らかくなって脳を活性化させるからです。
DHAを多く摂取すると頭がよくなると思われている方もいらっしゃいますが、脳の活性化と頭がよくなるはニュアンスが違いますので、注意が必要ですね。
EPAも不飽和脂肪酸の一種で、エイコサペンタエン酸といわれています。
このEPAもDHAと同様コレステロールを減少させる働きがあり、中性脂肪や悪玉コレステロールを減少させて、血液をサラサラにする働きがあります。
このEPAは体内で合成することができない脂肪酸で、青魚など食べ物から摂取しなければなりません。
DHAとEPAのどちらも血行をよくしますが、EPAは脳までは届かないため、認知症などを予防したいのであれば、DHAのほうが有効です。
DHAとEPAの効果がわかったところで、では1日にどのくらい摂取したらいいのでしょうか。
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一般的にDHAとEPAの1日の摂取量は合わせて1g程度といわれています。
サプリメントから摂取するよりは、青魚から取るほうが良いといわれていますので、DHAとEPAを多く含んでいる青魚を挙げておきます。
DHAを多く含んでいる青魚(100gあたり)
本マグロ 2.9g
ブリ 1.8g
サバ 1.8g
ハマチ 1.7g
サンマ 1.4g
EPAを多く含んでいる青魚(100gあたり)
ハマチ 1.5g
マイワシ 1.3g
サバ 1.2g
ニシン 0.9g
ブリ 0.9g
DHAとEPAを1g摂取するためには、サンマ1匹,マグロ(中トロ)4~5切れ,イワシ1匹,サバ切り身1切れなどのいずれかを摂取する必要がありそうですね。
欧米の子供より、日本の子供のほうが知能指数が高いといわれていますが、魚をたくさん食べる日本の食生活によるものと思われます。
魚をたくさん食べることによって、DHAやEPAを摂取することができて、脳にいい影響があるからでしょう。
現代の子供は、魚嫌いな子供も多いと思いますが、もう一度日本の食文化の良さを見直してみてはいかがでしょうか。
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