オクラを食べると下痢する?原因は食べ過ぎ?
オクラを食べると下痢する?なんて経験はありませんか。
オクラは健康にいいので、ついつい食べ過ぎるなんてことも。
オクラの食べ過ぎが下痢の原因なのでしょうか。
ここでは、オクラを食べた後に下痢する原因について、ご紹介していきます。
生活のお役に立つ情報をお届けしていきます。
オクラを食べると下痢する?なんて経験はありませんか。
オクラは健康にいいので、ついつい食べ過ぎるなんてことも。
オクラの食べ過ぎが下痢の原因なのでしょうか。
ここでは、オクラを食べた後に下痢する原因について、ご紹介していきます。
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一般的には、食物繊維を多く摂りすぎると、便通がよくなり、下痢するといわれています。
オクラにも食物繊維が豊富に含まれています。
オクラ100gに対して、食物繊維がなんと5g。
オクラは1本あたり6~12gなので、食物繊維は1本あたり0.3~0.6gになります。
日本人の食事摂取基準によれば、食物繊維の1日の目標量は、18~69歳では男性が20g以上、女性が18g以上とされています。
男性の1日の目標量である20gを摂るためには、オクラを400gとらないといけない計算になります。
オクラ400gというと、1本あたり6~12gなので、オクラを33~66本とらないといけないという計算になるわけです。
オクラを33~66本以上食べないと、食物繊維の摂りすぎにはならないわけです。
いくらなんでもオクラを33本以上食べるなんてことできませんよね。
以上のことから、オクラの食べ過ぎが下痢の直接の原因とは考えられません。
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長く便秘が続いたあとに、下痢するってこと、よくありますよね。
便秘気味だった時に、たまたまオクラを食べた結果、下痢になったというところが本当ではないでしょうか。
実は、オクラには便秘を解消する働きがあるんです。
オクラのあのネバネバ感、何だかご存知ですか。
おのネバネバこそ、食物繊維の一種であるペクチンなんです。
ペクチンには、腸内の善玉菌を増やして、便の量を増やし、便秘を解消する働きがあるんです。
オクラを食べることによって、食物繊維のペクチンの働きによって便秘が解消され、下痢になったと考えるほうが妥当です。
当然、オクラを多く摂ればとるほど、下痢になる可能性は高まりますよね。
オクラには、食物繊維のほか、ビタミンB群やビタミンC、ビタミンA、カルシウムなど豊富な栄養素が含まれています。
オクラには便秘解消の他にもさまざまな効果があるんですね。
オクラの効果をまとめてみました。
・便秘解消
・下痢の緩和
・ドライアイの予防
・胃炎や胃潰瘍の予防
・肝機能、腎機能を高める
・免疫力を高める
・疲労回復
・夏バテ予防
・骨を丈夫にする
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オクラを食べた後に、よく下痢するという経験は誰にでもありますよね。
オクラの食べ過ぎが直接の原因ではなくて、オクラに含まれている食物繊維の働きによるものなんです。
便秘気味だった時、オクラを食べることによって、便秘が解消され、下痢になったというところが本当ではないでしょうか。
いずれにしても便秘は体によくありませんので、食物繊維を多く含んでいるオクラを食べて解消していきたいものです。
それから、下痢の緩和にも、オクラは一役買ってくれるようですよ。